【閉店】KYOTO MISO RAMEN KAZU(烏丸)
2018年12月、錦小路高倉西入ルにオープンした新店。関西で多数飲食店を展開する「治元」の系列。ファサードも店内もかなりオシャレな作り。京都・北海道・名古屋・九州と4種の味噌ラーメンをスタイリッシュに提供している。
その中から選んだのはやはり看板メニューの「KYOTO 京都」750円。白味噌と西京味噌のライトなスープに低加水細麺。最初甘さが際立って感じるが、徐々に味噌のコクや深みも感じられてきて、スープの粘度や塩度もも高くないのでしつこさがない。添えられたレモンを後半で絞ると、さらにサッパリと味わう事が出来る。
具はレアチャーシュー、水菜、白髪ネギで、若干寂しく見える。丼の半分を覆う大きなレアチャーシューは、低温調理で仕上げたものだが、火が入りきっていないようで気になった。サイドメニューの「カレー肉味噌ごはん」300円はまぁ間違いない味。カレー風味の肉味噌に漬けニンニクがザクザク入ってバターも混ざって。不味く作る方が難しい。
ラーメンのビジュアルといい、丼の色形といい大きなレンゲといい、同じ錦小路の斜向かいにある一風堂を想起させる部分もあり、色々他社を研究しているのが伺える。接客やオペレーションなどもこなれていて、さすが大手飲食というパッケージ。良くも悪くもラーメン屋さんっぽくないので、インバウンドを中心に人気が出そうな気もするし、飽きられてしまいそうや気もするし。
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